2009年02月14日
ピープル・ツリーのフェアトレードチョコレート

今日は、バレンタインですね

チョコレートは、甘くて美味しくて幸せな気持ちにしてくれます
私は、このチョコレートの裏側を考えたことがありませんでした
恥ずかしながら“フェアトレード”という言葉さえ知りませんでした・・・。
ピープル・ツリーのフェアトレードチョコレート
日本で使われるカカオ豆の約80%はガーナ産です。
ILO(国際労働機関)の調査で、日本でもおなじみのカカオ原産国、ガーナやアルジェリア、コートジボアールなどの大規模カカオ農場では、人身売買で連れてこられた何万人もの子どもたちが危険な仕事に携わっていることがわかったそうです。
大規模カカオ農場での児童労働の問題は90年代から指摘されており、2001年に世界のチョコレート業界は共同声明に署名、ようやく児童労働撤廃の必要性を認識しましたが、安価で大量生産するために根づいた悪習は、いまだに多くの子どもたちを傷つけています。
一方、家族経営が主体の小規模農家は、カカオ豆の価格が先進国の穀物商社に握られており、コストに見合わない金額で国際取引されていることや、流通手段を持てないために仲買人に安く買い叩かれるなどから、子どもたちを学校に行かせることも、日々の糧にもままならない貧困にあえいでいます。
さらに、紛争地域では、カカオ豆の売買で得たお金が武器や弾薬に使われていることもあるそうです。
“ピープル・ツリー”は、生産者の権利を守る貿易「フェアトレード」で、大人たちが公正な賃金を得て栽培したカカオ豆だけを使ったチョコレートを届けてくれているそうです。すべてのチョコレートがフェアなカカオ豆を使うようになれば、生産農家の人たちの暮らしも向上していくことにつながります。
この記事を読んで、作る人も幸せになれるピール・ツリーのフェアトレードチョコレートを買いたいと思いました
