2009年03月22日

ナースにとっての“手”と“目”の看護

今日、改めて感じた事。

私は、ナースとしてもうすぐ8年が経とうとしています。

学生の頃、学んだことかもしれませんが、改めて“看護”というものを感じました。

看護の『看』という字は、『手』と『目』で成り立っています。

ナースにとって大切なものは温かい愛情のある『手』と、しっかりと患者さまを観る『目』だと思います。

今日、呼吸器がつき、腹満が著名の患者さんが、お腹をさすってほしいとジェスチャーで訴えてきました。

言葉を発することのできない患者さまが求めているもの、訴えてること、をしっかり『目』で観て受け止めることができました。

そして、大きいお腹をさすっていると患者さんは、今まで苦しそうな表情をしていたのに、すやすやと寝始めました。しばらくしてから、「楽ですか?」ときくと笑顔でうなづいてくれました。

新しい医療の知識・技術も治療をするにあたってはとっても大事なことですが、このように温かい愛情を持った手・患者さんのチョットの変化も見逃さない目が看護にとって大切だと改めて実感しました。

忙しい業務の中、業務に追われてしまい、このようなことを忘れてしまうこともあると思います。

でも、たった数秒でも一瞬でも、患者さんと握手をしたり、タッチングをすることで、安心感を与えたり、病気に立ち向かうパワーをあげることができるのです。

これからも私は、今日感じたことを心に置き、看護をしていきたいと思いますicon06


タグ :看護


Posted by machako at 21:17│Comments(0)
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